コーティングの役割って?
それは、塗装の身代わりとなって塗装を守る事です。クルマの塗装にとって最大の敵は紫外線!紫外線以外にも、酸性雨や黄砂が混ざった雨、虫の死骸、鳥の糞、空気中のホコリ等といった外的要因で日々傷み汚れていきます。最も大切にすべきことは、「新鮮な塗装」であってコーティングはそれに勝るものではなく、コーティング自らが犠牲になって塗装を守ることがコーティングの最大の役割なんです。
クルマの塗装そのものが持っている本質的な輝きを引き出し、クルマの価値そのものを守るコーティング、それがキーパーコーティングなんです!
[ダイヤモンドキーパー&クリスタルキーパー]
ぶ厚いガラス被膜が塗装の凸凹に入り込み、アンカー効果で塗装面に定着し、ツヤをだす
クリスタルキーパー、ダイヤモンドキーパーのガラス被膜は、SiO2分子結合の連続がナノレベルでコントロールされており、低分子状態の「アルコキシオリゴマー」で柔軟で強靭な構造を持っています。このガラス被膜は塗装と熱膨張率が大きく違っていても、柔軟性があるので、分厚い皮膜を形成しても塗装から剥がれることはありません。その柔軟なガラス被膜の上に、特殊な「レジン」の膜をつくり、水シミを強力に防止するとともに、より強いツヤを生み出しています。
ガラス膜を水で強制硬化させたクリスタルキーパー
3倍の量のダイヤケミカルを使って、ガラス膜を自然硬化させた高密度のダイヤモンドキーパー
ダイヤモンドキーパー、クリスタルキーパーは、皮膜が柔軟かつ強靭だから、ぶ厚く、透明
汚れた塗装
徹底的に汚染を除去する
ダイヤモンドキーパーケミカルでつくったガラス被膜
さらにレジン皮膜をのせる
キーパーコーティングと一般的なガラスコーティング(ポリシラザン系ガラスコーティング)の違い
旧来のポリシラザン系ガラスコーティングは、SiO2の分子的結合が無限に連続して、非常に硬い皮膜を形成します。しかし、そんな硬い皮膜を膨張率の違う塗装に塗ったら剥がれるのが当たり前なのに、なぜはがれないのか?
それは作られた膜が極端に「薄い」から剥がれないのです。塗装の凸凹を埋められないぐらい薄いので、そのままではツヤがでないのです。
厚み
数ナノから数十ナノ
コーティング前の塗装。ミクロの目で見るとかなり凸凹している。
コーティング膜が極端に薄いので塗装の凸凹を埋められないのでツヤがでない。
※イラストはイメージです。
コーティングの種類
コーティングの種類は大きく分けると2種類あります。ガラス系コーティングとポリマー系コーティングになります。その中でも種類はいくつかありますが、一般的な特長は以下の通りになります。
①ガラス系コーティング
メリット
○耐候性・耐熱性・耐薬品性に優れ、酸化劣化
しにくく長寿命(1~5年)
○自然な発色とツヤがでる
○強烈な撥水性(親水性もある)
デメリット
○無機質の皮膜なので、ミネラルなどの無機質の
汚れが固着して水シミになりやすい(クリスタ
ルキーパー、ダイヤモンドキーパー、ダブルダ
イヤキーパーはハイブリッド構造のため、水シ
ミの固着を防止)
○一般的に施工料金が高額になり、時間もかかる
(鏡面研磨などの施工がある場合は2日以上預け
る事も)
②ポリマー系コーティング
メリット
○極微細なキズを簡単に埋め、ツヤと光沢が
でる
○施工料金が手頃な価格設定である
○施工時間が短い(約1~2時間程度)
デメリット
○WAXよりはるかに長寿命だが、耐久性は
3ヵ月~1年程度と比較的短命
○ポリマー系の中でもポリエチレンは特に丈
夫だが、長い年月をかけて、紫外線に
より、酸化劣化する